あめちゃんの読書日記

目標は年間100冊読書して本の感想を詳しく語ること

坂東真理子さんの「女性の知性の磨き方」を読んだ。

坂東真理子さんの「~お手本のない時代を生きる~ 女性の知性の磨き方 」読みました。


この手の本は、年に1回ぐらい読みたくなるもので、読むたびに我が身を振り返り、そうそうこんな感じでやらないとね、と決意新たにしています。 印象的だったのは、語学は大切だが日常会話というより、仕事の専門分野を意味が通じるレベルで話すことが出来れば良いという部分でした。 私は外国語は日常会話すらままならないのですが、それなら何とか頑張れるというか、語学習得のモチベーションをキープできるなと思いました。 たって、日常会話を習得したところで、もちろん出来るに越したことはないですが、子供の友達の外国人のお父さんとの会話がスムーズになったり、外国人観光客との会話がスムーズになったりするぐらいです。 ですが、仕事の内容ならなぜかモチベーションが上がります。なんでかな。おそらく、現在の仕事が気に入っているからでしょうね。 全体の内容としては、一つ一つのポイントはそこまで現代的ではなかったです。例えば、女性は男性に比べてこれこれの面が得意な傾向があるので…という内容があったりして、性別による得意不得意は単なる言い訳であると考える人にとっては、なんだかな、という印象を受けると思います。(私も性別を言い訳に男性ががさつであっても許されるのは許さないタイプ) でも、実際の世の中の人の感覚はそんなもんだろうから、そのあたりが限界かなとは思いますし、そういう意味では現実を正確に把握されている印象。 しかも、長い目で見たときに勝者になるならば、性差による能力の違い(思い込みも含む)を利用するのは悪いことではないなとは思いました。 全体的には、おっしゃる通りだわ、という印象で、面白かったです。 面白かったと言えば、かなり前に「女性の品格」を読んだときは、全く面白くなくて途中で読むのを止めてしまったんだっけ。若かったからかな?