有川浩さんの「シアター!2」を読んだ。
シアター!に続き読みました。
今度は、シアターフラッグのメンバーそれぞれにスポットを当てたお話が詰まっていました。
黒川が劇団の運営に目覚める話、ゆかりにチャンスが回ってくる話など、劇団てこういうエピソードが沢山あるところなんだろうなぁと思いました。
それにしても、司さんが筋が通っていて格好いいですよね。有川浩さんの小説には、司さんのような一見厳しそうだけど、言ってること間違ってなくて考えさせてくれて、総合的に優しいみたいな男性がよく登場するなと思うのですが、みんな格好いいですよね。
そんな人物が現実世界にいたら良いのに…。
割と男性の多い職場にいるのに、見渡してみてもいませんでした。
もしかしたら、自分の年齢によるのかもしれません。これが、大学卒業したばかりの若手だったら、そういう風に見える先輩がいたかもしれないですね。
巻末に「シアター!3」に続くとあったので、さて読もうと検索したところ、事情があって執筆されないとのこと。残念ですが、作者が決めたことだから仕方ないですね。